ロービジョンケアについて
高度に進行した緑内障や黄斑疾患・網膜色素変性症などの患者様の中には「もう読書を楽しめないのでは..」「銀行通帳や新聞がもう少しはっきり見たい」「孫の書いてくれた似顔絵をほめてあげたい」といった近方視の悩みを持ちながら半ば諦めかけておられる方もおられるのではないでしょうか? 大きな眼の病気をもっておられる方が20歳代の視力を回復することは難しいでしょうが、最近では特別なルーペや、携帯電話のカメラ機能を工夫したもの、文字をテレビの画面に投影するようなものなど、いくつもの「近くをみるための補助装具」が開発されていますが、一般のユーザーが知ったり、利用できる機会はあまりに少ないのが現状です。 当院ではそういったロービジョンの専門的知識を持ったスタッフが、あなたの病気・視力の特性に見合った補助装具をいくつか試していただき、少しでもあなた個人のライフスタイルに貢献できるように選定のお手伝いをしています。
こんな症状は
ありませんか?
- 見えづらくても、本が読みたい
- 見えづらくても、コンピュータを使いたい
- 見えづらくても、いろいろと出かけたい
- 見えづらくて日常生活に不便を感じるようになってきた
こんな症状がある方は、当院までお気軽にご相談ください。
対象となる方
- 視覚障害者手帳を取得されている方
- 視野狭窄の進行に不安をお持ちの方
- 矯正視力が両眼とも0.3以下の方
- 網膜色素変性症・黄斑変性症・糖尿病網膜症・白内障などで眩しさを苦痛に感じておられる方
治療の流れ
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01
視機能検査
現在の視力、視野検査します。
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02
問診
どのようなことにお困りなのか、ご家族がいらっしゃればご一緒にお話を聞かせていただきます。
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03
各種ロービジョンケア用品のご案内
各患者様のニーズに応じてロービジョンケア用品のご提案をさせていただきます。